2016年3月12日土曜日

20160312

久しぶりに映画館で泣いてしまったのでびっくりした。
それも3回くらい泣いてしまった。
主演の俳優が「さらば青春の光」の人に似てた気がして、
ずっとイタトン、イタトンって思ってた。
(痛いの飛んでいけ、痛いの飛んでいけ)
レッドクリフで超かわいいと思ってたヴィッキーチャオという人が、
演技を超えたものを見せてくれてた気がした。


オデッセイは命のことで、この映画は生活のことだと思う。
この映画でも「横一線で並んでみんなで我慢我慢」みたいなシーンもある。
そこから抜け出して、もっとみんなが楽になれる方法があるんじゃない、
誰かの犠牲じゃなくって誰も損なわずに誰かがハッピーになれるんじゃないのって感じだった。

中国で、田舎で農民をしてた女性が「娘」を奪われ、
娘を取り戻そうと都市に出て、法律を勉強して弁護士に駆け寄る。
その変身が、俺にはとても心を打つものだった。

この時期だからいろいろ思い出すけど、
なんで災害が怖いかというと、トリアージが心の底から不安にさせるんだと思う。
祈ることは少しでもトリアージの規模が少なくて済むようにということではないか。
みんな。

この映画見てて「間に合ってくれ」って何度も叫んだ。
日常に急に起きた非常事態が、都市の優しさを呼び覚ます感じで
「ウェイクアップ!」って感じだった。
(映像もかなりモダンだけど)
そういう意味で新しいと思ったし、見るべき映画だと思った。

でもちょっと疲れた。

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