2016年9月30日金曜日

父の死後1年が経つ前のメモ

下記。

父が死んでからまだ一年も経っていないという事実に驚く。と同時に、それがどういうことなのか正直わからず惑う。私は父の死をまだ十分に感じられていないのかもしれないし、父の死後、あまりに多くのことが起こったということかもしれない。何だか最近は、起こったことの大小もわからない。覚えることができなかったのか、覚えたのに忘れてしまったのか、忘れようとしたのか、自分の気持ちの多くのことがわからない。父は死んだのだろうか。父は私にとって大きな存在であり、同時に、小さな存在であった気がする。生活は瑣末だが、大きくのしかかっている。私は私の頭を明け渡しはじめている。私はそれを懸命に拒み続けてきた。父は私を見ているからだ。
 私は、僕は、俺は。状況がさまざまあり、それぞれが存在を肯定し主張し、目まぐるしく変わり続けている。もう少しそのことを受け入れたい。疲れることは、気持ち良くあるべきだ。苦しいことも、嫌なことも、気持ち良くあって欲しい。
12月25日父は死んだ。